「武士の介護休暇 日本は老いと介護にどう向き合ってきたか」崎井将之 河出新書

タイトルにひかれてなんとなく買ってしまった本。私の場合、最初の数ページを見て本棚
に埋もれさせてしまうことも多いのですが、これは案外すぐに読み終えることができまし
た。江戸時代の介護事情を中心に書かれていますが、日本人の老いに対する考えや人生観
なども幅広い文献を背景に説明されています。内容が多すぎてあまり頭に残りにくいのが
難点ですが、楽しく読めたと思います。